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大日本印刷/医薬品業界向け、製品のラベルや能書などの画像照合システム販売

2004年07月19日/未分類

大日本印刷(株)は、検査機器の製造を行っている(株)ヒュ-ブレインと共同で、医薬品企業が社内で行っている、ラベルや能書、パッケージなどの印刷物検査業務を、パソコン上で、簡単かつスピーディーに行える画像照合システムを開発し、7月15日より販売を開始し、藤沢薬品工業(株)をはじめ、4社で導入が決定している。

DNPが今回開発した画像照合システムは、正しい印刷物と、検査用の印刷物をスキャナで読取ることで、パソコン上で、簡単かつ高精度に検査業務が行える。

スキャナで取り込んだ2つの画像をパソコン上で照合し、相違点を表示する印刷物検査支援システムです。また、断裁された印刷物と面付けされた印刷物のようにサイズの異なったものを照合することも可能。

正しく表示された印刷物と、検査する印刷物をスキャナで画像を取り込み、位置補正のためのポイントを2点マークするだけで、照合が簡単に行える。

印刷物の取り込みから照合結果がでるまで30秒程度と従来製品と比較して約半分の時間で照合が行える(A4/300dpiの場合)。

スキャナでの取り込み時に発生する微妙なズレは、システムが自動で補正を行うため、位置合わせの必要がない。

検査結果は、CSV形式でハードディスクに保存されるため、表計算ソフトで編集することができます。また、照合検査結果は、照合画像とともにプリントアウトすることができる。

パソコン画面に表示されるボタンをクリックするだけで、システムに関する詳しい知識が無くても簡単に操作が行える。

医薬品業界の受け入れ検査に必要な機能に絞ってあるため、従来の検査装置に比べて約半分の価格で導入することができる。

DNPが全体のシステム開発及び販売を行い、ヒューブレインが画像処理システムの開発を行う。

価格:320万円~
保守:年間20万円(電話・FAX・電子メールによるサポート、無償マイナーバージョンアップ)
標準機器構成:A3カラースキャナ×1台、画像処理ソフト内蔵オリジナルコンピュータ(DVD-RAM内蔵)×1台、17インチカラー液晶ディスプレイ×2台、A4カラーインクジェットプリンタ×1台

売上目標:初年度1億円

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