日本通運(株)のフィリピンにおける現地法人・フィリピン日本通運(株)の航空貨物支店と、シンガポールにおける現地法人・シンガポール日本通運株(株)の航空貨物ロジスティクス支店は、航空貨物取扱いの警備安全基準である「TAPA基準」の認定を受けた。
TAPAは、Technology Asset Protection Associationの略で、警備の専門家とハイテクや家電関係企業の警備担当者が参画する非営利団体のことで、1997年に米国で設立されている。
このTAPAによる基準は、輸送産業で安全性を高めるためにも使用されており、世界中で警備・安全の実践手法における最高峰のガイドラインとして知られている。
最近では、ハイテク関連のお客様企業を中心に、輸送業者に対しTAPA基準を満たすよう求められるようになっており、TAPAの認定基準は、「製品の保管における保安管理」「貨物輸送中の保安管理」「施設に出入りする人への保安管理」等、全70項目におよぶ考査項目が設定されている。
フィリピン日本通運では6月に最高位のClassA、シンガポール日本通運では5月にClassB(複合テナント施設では最高位)の認定を取得した。
グループでは、今後も各地の拠点でTAPA認定をめざして、高品質なサービスの提供を推進する。