（株）サンリツの平成17年3月期第1四半期財務・業績の概況（連結）の経営成績は下記のとおり。
同グループは3PL事業を中心に受注確保に努めた結果、当第1四半期の業績は、売上高27億50百万円(前年同期比10.0％増)、経常利益1億39百万円、四半期純利益35百万円となった。
なお、当期間内において、取締役2名の退任に伴う退職慰労金51百万円が発生している。
事業セグメント別の概況
①梱包事業部門
移動体通信機器は、当初の予想以上に出荷量が落ち込んだものの、医療機器、電子デバイス関連製品及び無線通信機器を中心とした輸出貨物の取扱いが比較的堅調に推移し、また、工作機械及びガラス関連の取扱いも好調に推移した。
②運輸事業部門
移動体通信機器の輸送業務は出荷量の減少により不振となったが、医療機器、電子デバイス関連製品及び無線通信機器の取扱量の増加により、全体としては堅調に推移した。
③倉庫事業部門
航空貨物関連施設の稼動が本格化し増収となったものの、内陸部の施設については顧客の生産拠点見直しなどによる撤退を補いきれず、全体的に保管量は減少した。
④賃貸ビル事業部門
計画どおり推移した。
