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サンリツ/平成19年3月期、増収減益

2007年05月07日/3PL・物流企業

(株)サンリツの平成19年3月期決算は、当連結会計年度を中期経営計画「Build 3UP」(3ヶ年計画)の総仕上げの年度と位置付け、特に3PL分野と国際物流分野に注力するとともに、海外(中国)に新たな子会社を設立したほか、東証第二部から市場第一部へ指定承認を受けるなど、今後の事業拡大のための布石を確実に実行した。

国内では、医療機器、精密部品等の3PL分野及び工作機械、電子部品などを取扱う国際物流分野が順調に拡大し、移動体通信機器の取扱いも増加。また、無線通信機器やガラス関連製品の取扱いも堅調であったが、中国における顧客からのコストダウン要請、材料仕入価格の上昇と営業体制強化に伴う人件費負担の増加と新設子会社の立上げ費用等が利益に大きく影響しした。

当期の業績は、売上高162億64百万円(前年同期比10.5%増)、経常利益8億9百万円(1.8%減)、利益配当金は、期末配当として1株につき12円25銭の普通配当に記念配当2円75銭を加え15円を予定している。

次期の見通し
新・中期経営計画「Powerand Teamwork」(3ヶ年計画)のもと、3PL分野と国際物流分野の拡大を図るとともに、中国における事業展開を加速させ、業務オペレーションは、ISO9001品質マネジメントシステムの全社定着化の促進、ISO14001環境マネジメントシステムによる環境保全への対応を継続し、サービス品質の向上に努めるほか、ローコストオペレーションの追求をグループ全体で図っていく。

次期の業績は、連結売上高170億60百万円、営業利益11億61百万円、経常利益10億85百万円、当期純利益5億90百万円を予想している。

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