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ヤマト運輸/平成17年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)

2004年08月01日/未分類

ヤマト運輸(株)の平成17年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)は下記のとおり。

ヤマト運輸企業グループは、「ヤマトグループ新生進化3か年計画」の最終年度として、宅急便、クロネコメール便などの更なる品質向上に努めるとともに、営業所の多店舗化を推進するなど、顧客の利便性の向上に取り組んだ。

営業面は、昨年4月よりリニューアルしたクロネコメール便の販売を強化するなど、積極的な営業展開により増収に努めた。

グループの業績は季節的変動が影響し、例年7月の中元時期および12月の歳暮を含む年末時期に売上が増加するため、当第1四半期の業績は他の四半期に比較して低くなっている。

デリバリー事業
宅急便業務は全般的に堅調に推移した。「クール宅急便」の取扱個数は22百万個となり、前年同期に比し8.5%増加し、「コレクトサービス」は16百万個となり、前年同期に比し7.0%増加した。その結果、宅急便の総取扱個数は2億34百万個となり、前年同期に比し5.0%増加した。

クロネコメール便は、昨年4月1日よりリニューアル発売をしたことなどにより、取扱冊数は3億29百万冊となり、前年同期に比し57.9%と大幅に増加した。これに、鉄道、国内航空、その他業務などを併せたデリバリー事業の営業収入は1,940億4百万円となり、前年同期に比し4.5%増加した。

BIZ-ロジ事業
4月1日にロジスティクス事業の大部分をヤマトロジスティクス(株)に会社分割するとともに、10月1日付でヤマトグローバルフレイト株式会社と合併させることを決定するなど、内外一環のロジスティクス事業の体制を強化したことにより、BIZ-ロジ事業の営業収入は270億81百万円となり、前年同期に比し21.3%増加した。

ホームコンビニエンス事業
引越、物品販売などを含めた生活者向けサービス関連商品の販促に努めた結果、営業収入は111億56百万円となり、前年同期に比し5.6%増加した。

e-ビジネス事業
「安全」と「安心」ならびに「低コスト」を訴求したサービスの積極的な営業を展開したが、営業収入は、56億29百万円となり、前年同期に比し19.3%減少した。

フィナンシャル事業
4月より新しい決済サービス、宅急便コレクトスプリットサービスを発売するなど積極的な営業を展開した結果、フィナンシャル事業の営業収入は60億65百万円となり、前年同期に比し9.4%増加した。

以上の結果、営業収入は2,439億37百万円となり前年同期に比し5.6%増加した。

費用面は、諸費用の削減に努めました結果、営業利益が29億69百万円となった。これに営業外損益を含めた経常利益は35億13百万円となり、第1四半期純損失におきましても1億88百万円となった。

当期の連結業績の見通し
当第1四半期につきましては、宅急便ネットワーク再構築に基づく出店および事務集約効果が収益改善に寄与するなど、経営成績で概ね堅調な業績で推移しているため、前回発表(平成16年3月期決算発表時)の中間期および通期の業績予想を修正した。

平成17年3月期の連結業績予想(平成16年4月1日~平成17年3月31日)
売上高1,055,000百万円、営業利益53,500百万円、経常利益55,000百万円、当期純利益29,000百万円

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