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澁澤倉庫/平成17年3月期第1四半期業績の概況(連結)

2004年08月15日/未分類

澁澤倉庫(株)の平成17年3月期第1四半期業績の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループは、物流事業について、引き続き新規取引の開拓や事務・作業の効率化に努めるとともに、国際一貫輸送体制への取組みの強化と流通加工業務や情報管理サービスを兼ね備えた付加価値の高い配送センター機能の拡充に努めた。

また、不動産事業におきましては、既存賃貸施設のオフィス環境改善を推進し、長期安定的な契約の維持に努めるとともに、ことし5月には東京都江東区に高層賃貸ビル「澁澤シティプレイス永代」を竣工させた。

この結果、当第1四半期の連結経営成績は、倉庫・陸運・国際輸送の各業務において増収となったが、一部港運業務の取扱い終了や不動産賃貸業務の市況低迷の影響もあり、営業収益は130億3千6百万円と前年同期に比べ1.5%の減収となった。

また、新賃貸ビル立ち上げ費用の発生もあり、営業利益は4億2千2百万円と前年同期比23.3%の減益、経常利益は受取配当金の増加があったが、4億5千1百万円と前年同期比18.4%の減益、四半期純利益も2億4千6百万円と前年同期比14.0%の減益となった。

当第1四半期は売上高、利益とも前年同期実績を下回りましたものの、当初計画との比較ではいずれも強含みで推移した。

セグメント別の概況
(1)物流事業
倉庫業務は、個人消費の回復と空梅雨の影響等もあり季節商品を中心に取扱いが伸張し、営業収益は前年同期比増収となった。

港湾運送業務は、輸出入一般貨物の取扱いは増加したが、船内荷役業務の取扱量の減少や昨年上半期に大阪港および神戸港のコンテナ・ターミナル運営業務を終了したことなどにより、営業収益は前年同期比減収となった。

陸上運送業務は、季節商品を中心に配送業務が伸張したほか、昨年10月より稼動した新船橋物流センターが寄与したことに加え、引越業務におきましても大型ビル移転の取扱いが堅調に推移し、営業収益は前年同期比増収となった。

国際輸送業務は、航空貨物および中国向け混載輸送の取扱いが伸張したことにより、営業収益は前年同期比増収となった。
この結果、物流事業全体の営業収益は、115億7千5百万円と前年同期比1.4%の減収となった。

(2)不動産事業、その他事業(省略)

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