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菱食/平成16年12月期中間決算短信(連結)

2004年08月18日/未分類

(株)菱食の平成16年12月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループは従来からの基本方針である「価値ある卸機能の拡充」と「ローコスト経営」の徹底に努力を続け、業績の向上に努めてた。

特記すべきことは、顧客小売業様に対するより高度な物流サービスを提供すべく、平成16年5月に加工食品、酒類、菓子の常温帯商品を一括してフルラインで取り扱う「横須賀フルライン物流センター」を設置し、また、6月には生協最大手のコープこうべ様から戸別配送・協同購入用の生鮮食品、日配品、惣菜の小分け、こん包事業を受託し、最新物流機器を装備した「魚崎浜専用物流事業所」を設置した。

この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高は6,014億2百万円(前期比17.7%増)、経常利益は27億74百万円(前期比37.7%増)、中間純利益8億66百万円(前期比18.7%増)の計上となった。

前期比で大幅な増収増益となったが、前年10月に(株)ユキワと合併発足した(株)アールワイフードサービスが、今年度よりフルで連結対象となったことが、こ主な要因である。

通期の見通し
設備投資が個人消費増へとつながり、これがまた設備投資を刺激するという、いわゆる循環型成長軌道への回帰が期待されますが、特需をもたらしてきた中国の引き締め、歴史的な超低金利政策に終止符を打った米国の利上げなど、懸念材料も多く、景気はなお不安定な状況が続くものと思われる。

同社グループは、このような経営環境に対処するため、基幹コンピュータ・システム「NEW―TOMAS」の最大活用により、グループの4カテゴリーカンパニー(加工食品、フードサービス・低温食品、酒類、菓子)の専門性をより深める一方、グループとしての総合力を有機的に結集することにより、卸機能のさらなる拡充を図り、業績の向上に努める。

通期の業績は、売上高1兆2,500百億円(前期比17.8%増)、経常利益125億円(前期比24.5%増)、当期純利益57億円50百万円(前期比10.0%増)を見込んでいる。

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