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三菱重工業/中国のリネンクリーニング合弁事業に資本参加

2004年08月29日/未分類

三菱重工業(株)は、中国・北京市でのリネンクリーニング合弁事業に資本参加することを決め、合弁契約に調印した。

国有企業である新燕莎集団を中心に、同国で初めて本格的な総合クリーニング事業を立ち上げるもので、それを担う新会社には日中両国の7企業・団体が出資する。

約19%を出資するとともに、新会社からの発注を受け、新事業の中核設備となる業務用の連続式水洗設備一式とその周辺装置を納入する。受注金額は約1億円。

本プロジェクトは、2008年オリンピック開催を前に環境・衛生整備や慢性的水不足対策に取り組む北京市の強い意向を受けたもの。中国のリネンクリーニング市場は形成途上だが、その潜在需要には期待できる。

同社は、今回の合弁参加を同国での産業機器事業の新しいビジネスモデルとして位置づけ、国内シェアトップ(約40%)の当社業務用洗濯機を「見て、触って、使ってもらう」ことで潜在需要の覚醒を促し、近い将来には当社機を同国のスタンダードマシンにして広く売り込みをはかっていく考え。

新会社の社名は「北京首旅普蘭徳洗滌有限公司」。既存のリネン洗浄サービス会社(首旅酒店洗滌有限公司)を発展的に改組しスタートするもので、資本金は約5億2,000万円。新燕莎集団と北京首都旅游国際酒店集団有限公司(既存会社の親会社)を実質的な事業運営主体とし、今秋から本格的に事業を開始して、3年後に約5億6,000万円の売上げを目指す。日本からは、同社のほか、関東クリーニング協同組合が参加する。

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