日本貨物航空(株)は10月以降、30円/kg(6円増額)の燃油サーチャージ設定の方針を固めた。
同社は7月6日より、同社の基準値(シンガポールケロシン23.20米ドル/バレル)の170%(39.44米ドル/バレル)に対応する燃油サーチャージ(24円/kg)を設定し、燃油増の一部を値上げしていた。
しかし、7月以降燃油価格の上昇はさらに加速し、7月28日には同社基準値の190%(シンガポールケロシン44.08米ドル/バレル)を、また8月20日には同社基準の210%(同48.72米ドル/バレル)を連続20営業日超え、更には230%台に突入するという事態に至っており、燃油コストは同社全体費用の25%を占めるまでに拡大している。