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凸版印刷、日本板硝子、日立製作所/デザイン性に優れたICタグを開発

2004年09月15日/未分類

凸版印刷(株)は、日本板硝子(株)、(株)日立製作所と共同で、ガラスに内蔵できるICタグとリーダ/ライタ用アンテナを開発した。

従来この分野には使用されていなかったガラスを材料に使用することで、デザイン性に優れることだけでなく、高い耐熱性・耐薬品性も実現することができた。

そのため、ショーウインドウやガラスドアなどのガラス部分にICタグを内蔵させることが可能なため、店舗などで使用する場合は既存のガラス部分と交換することで、建物本体への追加改造工事なしで情報機能が追加できる。

ガラス製リーダ/ライタ用アンテナを併用することにより、デザイン性に優れたショーケースや陳列棚での商品展示が可能なほか、ICタグを活用した在庫管理や盗難防止などを実現する。

技術、製品の特徴
従来この分野には使用されていなかったガラスを材料に使用することで、耐熱性・耐薬品性・デザイン性に優れたICタグおよびリーダ・ライタ用アンテナを実現。
対応周波数は各種対応を検討。試作は13.56MHz及び2.45GHzで実施。
極細ワイヤを使用したインレットを、ガラスに内蔵する事で、周囲の環境に溶け込んでしまうデザイン性の優れたICタグを実現。

主な用途
高温にさらされるような環境下でも使用可能な耐熱タグとして、耐薬品(特に酸など)性を必要とする環境での利用(ガラス製容器への内蔵可能タグなどとして)。
デザイン性を重視するような、店舗やショーケースなどで使用可能なデザインタグとして、窓ガラスの交換のみで車両本体へICタグを内蔵して車両を特定、製造管理やフィールドサービスなどで利用。

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