住友商事（株）と（株）一髙たかはしは、モンゴル国内においてLPGエネルギー事業の展開を目的とする「ユニガス」を設立した。
モンゴル国では、家庭における石炭ストーブ使用による煤煙と、自動車より排出される排気ガス等により、近年大気汚染問題が悪化しており、この改善が重要な政策課題となってきた。
そこで、同国のインフラ省では、本年6月に事業権入札を実施、一髙たかはしと住友商事の事業計画が採用され、同国政府も5年間法人税を免除し、車両向けLPG販売独占権を付与するという形でユニガスを支援する。
今後のLPG合弁事業の展開は、2005年4月より、主にタクシーを中心とする車両へのLPG燃料供給事業を開始、実績を積んだ上で、次のステップとして一般家庭やレストラン等の産業用用途に対し、LPGを供給する。
新会社概要
会社名：ユニガス（UNIGAS;Universal、United、Unique等の意）
所在地：モンゴル国ウランバートル市
設立：平成16年9月15日
資本金150万ドル（設備投資の進行状況に応じ最終的に400万ドルまで増資予定）
株主：株式会社一髙たかはし39％、住友商事株式会社12％、ペトロビス社40％、ニューテルカード社9％
事業内容：液化石油ガス（LPG）、その他LPG関連機器の卸小売業
