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バンダイロジパル/平成17年2月期中間決算短信(連結)

2004年10月13日/未分類

(株)バンダイロジパルの平成17年2月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループは、事業の核である国際一貫物流サービスの機能充実を図るとともに、品質と生産性を重視した事業基盤の確立と新規顧客獲得のための積極的な営業活動を推進した。

この結果、当中間期の連結業績は営業収益50億7千9百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益2億8千7百万円(前年同期比10.0%増)、経常利益2億9千2百万円(前年同期比8.3%増)、中間純利益1億5千5百万円(前年同期比5.3%増)となった。

主な事業別の概況
①物流事業
中国におけるサービスの充実と拡大を目指し、華南地区において商品検査業務を開始した。加えて子会社であるBANDAI LOGIPAL(H.K.)LTD.と連携し、国際貨物獲得のため積極的な営業活動を推進した。また、輸配送業務の安全性向上、環境保全などを目的としてエコドライブ推進の取り組みを本格的にスタートさせたほか、6S活動など従業員の自発的な改善活動の推進を通じた業務品質・生産性の向上にも積極的に取り組んだ。

この結果、当中間期の営業収益は48億5千7百万円(前年同期比1.3%増)となった。

②その他の事業
動車リサイクル法(使用済自動車の再資源化等に関する法律)が平成17年1月に施行の予定にあることから、子会社のバンダイ自動車(株)において自動車整備事業の拡大に取り組む一方、積極的な提案営業を展開し、新規顧客開拓と整備車両台数の増大に努めた。この結果、当中間期の営業収益は2億2千1百万円(前年同期比35.2%増)となった。

通期の業績見通し
今後の経済環境は、国内民間需要が着実に増加していることから、緩やかな景気回復が持続することが見込まれるが、原油価格が内外経済に与える影響や世界経済の動向など懸念材料もあり楽観できない状況にある。

物流業界におきましては、トラック貨物輸送量の伸び悩み、低調な運賃水準など厳しい状況に大きな変化はないものと考えられる。

このような状況の中、同社グループは、年内をめどに中国・上海地区にフォワーディング業務を行う現地法人を設立する。

CEPA(香港・中国間の経済協力協定)を活用しBANDAI LOGIPAL(H.K.)LTD.の全額出資とするが、香港に続いて上海でも物流ルートを構築することにより中国での物流事業の充実と拡大を目指す。

また、複数の通販業者を対象にした共同物流を展開するBtoC分野の物流事業構築にも取り組んでいく。加えて、国土交通省が推進している交通エコロジー・モビリティ財団によるグリーン経営認証制度の認証取得を目指し、エコドライブの推進や低公害車の導入など継続的に環境問題に取り組むとともに、より高い顧客満足を目指し、高い作業精度と生産性を実現するため、情報システムや作業環境の整備などを推し進め一層の業務の合理化に努める。

なお、平成17年2月期の連結業績は、営業収益109億円(前年同期比7.7%増)、経常利益5億8千万円(前年同期比10.7%増)、当期純利益3億1千万円(前年同期比21.8%増)を計画している。なお、当期の利益配当金は、1株当たり中間配当金7円50銭を含め、年間15円を予定している。

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