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昭和電工/半導体・液晶向け高純度アンモニア台湾で増設

2004年10月17日/未分類

昭和電工(株)は、半導体、液晶、LED用途に国内外で需要が急伸している高純度アンモニアに関して、今後の需要増大が見込まれる台湾に生産子会社を設立し、日本・台湾の2拠点体制を構築することにより供給能力を増強する。

世界の高純度アンモニア需要は、日本、台湾、韓国における需要が増加することから、2004年の約3,000トンから2008年には約6,000トンに倍増する見込みです。需要用途別では、液晶向けは台湾・韓国を中心に年率20~25%、LED向けは日本・台湾を中心に年率10%以上の伸びを予測している。

同社は、川崎事業所において年間約1,000トンの高純度アンモニアを生産しておりますが、半量以上を台湾向けに輸出しており、現在、台湾の高純度アンモニア市場で約50%のシェアを有している。

液晶向けを中心とする台湾での高純度アンモニア需要増への対応として、ことし10月、台北市に生産子会社「台湾昭和化学品製造股イ分有限公司(以下新会社)」を設立予定で、新会社は、年産能力1,000トンの高純度アンモニア生産設備を建設し、2005年5月の営業運転を開始することで安定供給体制を構築する。

新会社の概要
社名:台湾昭和化学品製造股イ分有限公司
所在地(本社):台北市(工場)台南市
資本金70百万台湾ドル(約228百万円)
出資比率:昭和電工(株)80%、永聖貿易股イ分有限公司10%、昭和特殊気体股イ分有限公司10%

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