米国マニュジスティックス社は、食品サービス小売業のマクドナルド・ヨーロッパが、マニュジスティックスの先進的な需要予測・在庫補充ソリューションを導入したことを発表した。
マクドナルド・ヨーロッパは、このソリューション導入により、需要予測や原材料の調達、出荷について、より多くの情報に基づく意思決定が可能になった。
すでにフランスおよびドイツの店舗でこのシステムの稼働が始まっており、需要への対応力向上、コスト削減、既存のサプライチェーンの最適化という目標を達成しつつある。
マクドナルド・ヨーロッパは、マニュジスティックスのこの予測・在庫補充ソリューションを英国、スウェーデン、オーストリアにも展開していく予定で、次の段階として、今後2年以内にヨーロッパのその他主要国においてもマニュジスティックスのソリューションを導入していく計画。
すでに導入が完了しているフランスとドイツでは、それぞれLRServices(フランス)およびアルファ・マネジメント(ドイツ)というロジスティクス・パートナー企業が、サプライチェーンを支援、運用している。
マニュジスティックスソリューションがカバーするビジネス領域は、専属および非専属サプライヤに加え、食品と食品以外の全商品、フランチャイズ店舗および直営店舗、流通センターなどのすべてにおよぶ。
またソリューションの機能として、1年以上先までの品目レベル、店舗レベルの売上予測も可能で、販促効果や競合企業の影響といった様々な要因が考慮され、計画担当者は、マニュジスティックスのソリューションを活用することで、マクドナルド・ヨーロッパのサプライチェーン全体にわたる90日間の補充計画をモデリングし、重要品目についてサプライヤの生産能力の制約をシミュレーションすることが可能になる。