（株）山武は、平成18年12月に迎える創業100周年を機に、新世紀への新たな飛躍を図るため、経営基盤の強化と経営効率の向上を目的とする山武グループ長期総合施設計画をまとめた。
本店の移転
移転の理由：同社の2世紀に向け、現本社（渋谷）と各カンパニーの本社機能を統合し、経営戦略企画機能と経営管理機能の強化、充実を目指すとともに、新世紀への新たな飛躍に向けた挑戦を開始する起点として移転する。
新本店所在地：東京都千代田区丸の内2-7-3（仮称）東京ビル
移転の時期：平成17年11月（予定）
R＆Dセンター（仮称）の建設
建設の理由：マーケティング、基礎研究、製品開発、品質評価など一連の開発機能とエンジニアリング機能を集中し、リソースの有効活用とシナジー効果を高めることによる技術開発力の強化、新製品開発の迅速化、並びに総コストの低減を目的として、同社藤沢工場内に新棟を平成18年度下期に建設するもの。
建物の概要：
建物名：R＆Dセンター（仮称）
所在地：神奈川県藤沢市川名1-12-2藤沢工場内
延床面積約17,000㎡
総投資額約5,000百万円
今後の日程：平成17年4月着工（予定）
平成18年11月竣工（予定）
生産拠点の再編
再編の理由：お客様のニーズの変化にともなう主要製品の変遷、製品・システムのダウンサイジング、ワールドワイドのビジネス展開など状況変化に対応し、現在神奈川県内の5拠点に分散している生産工場（生産子会社を含む）、配送センターと中国工場について、生産機能の集約、ファシリティーの効率化など生産効率の大幅な向上と総コストの低減を図る。
再編の時期：平成17年4月から平成19年12月（予定）
総投資額：約1,000百万円
