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あらた/物流センターフィー、物流コスト増大、減損損失を計上で、純損失に

2007年11月16日/決算

(株)あらたは、平成20年3月期中間、通期(連結・単独)業績予想を下方修正した。

同社は11月15日、支店と物流センターの統廃合の方針について、協議を行い、今後使用目的がないと決議した物件について、早期に売却を進めていく方針を確認するとともに、減損損失を計上し、それにともない発生する繰延税金資産を計上し、この結果、当期純利益が予想数値と大きく乖離した。

中間は、売上高260,000百万円、経常利益1,100百万円、中間純利益250百万円を予想していたが、4月に完全子会社流通ネット(株)と合併し、九州地区の営業・業務・物流の再構築を行うとともに、店頭管理機能を強化するために、完全子会社として(株)インストアマーケティングを4月に設立し、個店に適した店頭管理機能を強化し、顧客へのサービスレベルの向上を目指した。

売上高は順調に推移したが、利益面は厳しい価格競争や得意先の物流センターフィーとそれにともなう物流コストなどの増大で前回予想を下回る状況で推移した。

このため、連結の9月中間期は、売上高278,536百万円(前期比9.7%増)、営業損失794百万円(前中間期の営業損失は687百万円)、経常利益999百万円(13.9%減)、純損失は653百万円(前中間期の純利益は356白万円)となった。

通期見通しでは、売上高530,000百万円、経常利益1,600百万円、純損失600百万円を見込んでいる。

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