ヤマト運輸（株）は11月1日、多頻度小ロットの輸送に対応した新商品「クロネコボックスチャーター便」を発売する。
環境規制の強化・流通の多頻度小口化などの流れを受け、従来、自社配送網や貸切り輸送で運ばれていた貨物が、特積み事業者の輸送網にシフトしている。
また、貸切り輸送を利用の顧客の中には、低積載による高コストに悩んでいる。そこで、ヤマトグループでは「貸切り輸送の品質で、貸切り輸送よりも小口で、安価に輸送を行う」というコンセプトのもと、宅急便輸送で使用しているロールボックスパレット（以下：ボックス）を活用した新商品を開発した。
サービス内容
（1）発売単位
1.1m×1.1m×1.7mのボックス1本単位で利用。
（2）積載制限
600kg（ボックス1本あたり）。
（3）品質管理
ボックスごとに専用カバーをかけ管理ナンバー付封印を実施。荷崩れによる破損防止・セキュリティー管理が効果的に行える。
（4）送り状
送り状はボックス1本あたり一枚。荷物一つ一つに送り状を貼付する必要はない。
（5）配達時間帯
2時間単位で希望時間帯。
（配達可能時間帯：8:00～10:00／10:00～12:00／12:00～14:00／14:00～16:00／16:00～18:00）
付加サービス
（1）低温輸送
ボックス1本あたり4000円で専用ボックスを使用した低温（冷凍・冷蔵）輸送を実施。
販売対象：部品・原材料メーカー、完成品・製造工場、販社・問屋
