レンゴー(株)は、連結子会社である北京聯合印刷紙器有限公司(以下:北京聯合)に対する同社持分の全てを中国側パートナーである北京隆達軽工控股有限責任公司に譲渡し、北京における合弁事業を解消する。
北京地区における段ボール事業の競争激化により、北京聯合の業績が低迷していることに加え、今般、北京オリンピック開催に伴う都市計画により工場の移転と追加投資の必要性も生じている。
このような状況を総合的に勘案して、同地域における今後の投資採算がきわめて厳しいものと判断した。
なお、持分譲渡後は、近隣に所在する天津聯合包装有限公司を北京・河北省地域の基幹工場として集中生産による一層の効率化を図り、かつ、北京地区の既存ユーザーに対しても供給責任を果す。
子会社の概要
代表者:董事長吉田正(当社中国事業統轄室長)
所在地:中国北京市朝陽区
設立年月日:1993年11月12日
事業の内容:段ボールおよび印刷紙器の製造・販売
直近(2003年12月期)の業績:
売上高78百万元(1,021百万円)
当期純利益△5百万元(△74百万円)
純資産26百万元(345百万円)
譲渡前の当社出資割合:56.62%