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大宝運輸/平成17年3月期中間決算短信

2004年11月10日/未分類

大宝運輸(株)の平成17年3月期中間決算短信の経営成績は下記のとおり。

当業界も、大型小売店販売は伸び悩み個人消費は力強さを欠き、全体としては内需停滞や荷動きの鈍さが解消されていない中で、物流料金の低価格化に加え、サービス要求度アップと新たな環境規制による適合車輌への代替負担の増加、燃料の値上がりなど経営環境は厳しい条件が続出する状況下で推移した。

このような環境下におきましても、経営理念に沿った人間性教育を継続し、個人の質、組織の質、仕事遂行の質を気概を持って確実に着実に向上させ、高品質のシステム化されたサービスを長期に安定して適切な価格で提供して行くことを営業の基本として、常に拡充を図り続ける総合サービス商品を武器に、顧客の業務の外部委託化ニーズに応える提案型営業を展開した。

新分野として大手量販店のテナント飲食チェーン店向け定温物流、大手飲料メーカー系列子会社の自販機オペレーター業務受託など新規の開発と既存顧客の深耕として大手日用雑貨卸売業や大手スポーツメーカー系列物流業者のエリア拡大と大手食料卸売業者の物流センター運営受託など拡大を図った。

管理面は、継続して顧客毎の採算性、与信面を明確にしたリスク管理の徹底と環境と安全に配慮した省エネ運転と地球温暖化対策計画書届出義務調査を実施し、一方で交通事故、労災事故、商品事故の防止活動の徹底と役員報酬の5~10%カットを継続して、ムダ、ムラ、ムリを払拭した諸経費の節減に努め、引き続き勤務シフトの流動化や業務の外注化を推進して企業体質の強化を図った。

その結果、営業収益は新規顧客の開発および既存顧客の深耕による増収の50億6千8百万円(前年同期比4.8%増)、経常利益は3億2千6百万円(前年同期比25.6%増)、中間純利益は1億6千2百万円(前年同期比23.4%増)になった。

なお中間配当金は、1株につき5円。

通期の概況
営業収益は100億5百万円(前期比5.3%増)、経常利益は5億7千5百万円(前期比28.3%増)、当期純利益は2億8千万円(前期比38.6%増)を見込んでいる。

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