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アートコーポレーション/平成16年9月期決算短信(連結)

2004年11月18日/未分類

アートコーポレーション(株)の平成16年9月期決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループは、上場を控えた大きな節目の1年として捉え、全社一丸となって目標の達成に取り組み、収益力の向上に努めた。

この結果、売り上げ高は46,267,476千円と前期に比べ2,970,223千円の増収(6.9%増)となった。

また内部運営面では、人件費の増加があったものの総じて原価率が改善したことにより、経常利益は2,802,409千円と前連結会計年度に比べ431,162千円の増益(18.2%増)となった。

また当期純利益は1,390,417千円と前期に比べ1,074,391千円の増益(340.0%増)となった。

引越事業
引越業界は各社が厳しいサービス開発競争を続けているが、同社は社会環境の変化と顧客ニーズを先取りした商品の開発を行い、受注の平準化を目的とした「待ち割り」、地震による家具などの転倒を防ぐ耐震マット「プロセブン」、小口化した引越の受注を目的とした「学割サービス」、今後一層進むであろう高齢化社会を睨んだ「シニアパック」等をいずれも他社に先駆けて開発投入してきた。

特に、耐震マットは相次いで他社が追随しており既に業界におけるスタンダードサービスとなりつつある。

引き続きマンションディベロッパーや転勤需要の源となる法人企業へのアプローチも継続して行っており、特に当連結会計年度には、「theO123不動産情報センター」の設置を始めとした不動産会社との新しい形態での提携を確立し、販路の拡人を図った。

さらに関東圏、関西圏において人規模な事務所移転に対する受注体制を整備した。

あわせて当期中より、デフレ経済下で長らく下落傾向にあった受注単価に下げ止まり観が見られた。これらにより当連結会計年度における引越事業の売上高は33,600,213千円と前期に比べ1,741,090千円の増収(5.5%増)、営業利益は4,363,671千円と前期に比べ411,440千円の増益(10,4%増)となった。

輸入車販売事業
売上高は6,390,770千円と前期に比べ703,323千円の減収(9.9%減)となった。営業利益は、108,596千円と前連結会計年度に比べ59,270千円の増益(120.2%増)となった。

国内物流事業
中大型家電・家具の輸送が大幅に増加し、売上高は3,771,189千円と前期に比べ1,468,593千円の増収(63,8%増)となった。営業利益は213,346千円と前期に比べ6,300千円の減益(2.9%減)となった。

その他の事業(省略)

平成17年9月期(通期)の見通し
同社は、平成16年10月22日、(株)東京証券取引所と(株)大阪証券取引所の市場第二部に上場した。同社ではこれを新たなる節目と捉え、平成17年9月期を「第3の創業」と位置付け、引越事業における拡大戦略を継続するに留まらず、グループ各事業で最大限のシナジーを発揮し、業容の拡大を図っていく。

平成17年9月期の通期の業績予想は、売上高51,000百万円、経常利益3,200百万円、純利益1,600百万円を見込んでいる。

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