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アートコーポレーション/第2四半期の売上高3.6%減、経常利益11.8%増

2009年04月30日/決算

アートコーポレーションが4月30日に発表した2009年9月期第2四半期決算によると、売上高361億8300万円(前年同期比3.6%減)、営業利益21億4500万円(11.7%増)、経常利益20億9300万円(11.8%増)、当期利益10億8200万円(19.4%減)となった。

事業別の概況は、引越事業で顧客満足を機軸に、「エコ楽ボックス」など社会環境の変化や顧客ニーズを先取りした新商品・新サービスの開発に努めた。同期は、転勤引越が引き続き順調に拡大し、取次チャンネルで賃貸仲介会社からの引越紹介を拡大するために、営業部門の要員増などの体制強化を進めた。

個人チャンネルでは、インターネット経由の受注強化のため、新たに関西地区にも受付センターを配置した。また、ダックブランドの拡大と収益確保のための体制整備も引き続き行ったが、取扱件数の拡大は実現したものの、受注平均単価の下落で累計期間の売上高は243億7900万円(2.9%減)となった。営業利益は25億3700万円と2.6%増となった。

輸入車販売事業は売上高12億9100万円と53.1%減の大幅減となった。売上高の減少に加え、棚卸資産の新会計基準適用で簿価の切り下げ額7500万円を売上原価に算入したことから、1億900万円の営業損失(前期は9500万円の営業利益)となった。

国内物流事業は、家電輸送・メーカーの資材調達物流で家電メーカーなどの急速な製品減産が影響し、輸送取扱量は減少。反面家具などの輸送取扱量は堅調に推移したことから、売上高は29億8900万円と1.2%増となった。営業利益は軽油価格下落による燃料費の減少もあり、3億9500万円と41.3%増となった。

通期は売上高741億9200万円(5.6%増)、営業利益35億6700万円(31.3%減)、経常利益34億600万円(28.7%増)、当期利益15億9300万円(130.9%増)を見込んでいる。

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