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アートコーポレーション/引越事業の売上7.1%減、営業利益43.8%減

2010年01月29日/3PL・物流企業

アートコーポレーションが1月29日に発表した2010年9月期第1四半期の業績は、売上高146億2900万円(前年同期比4.1%減)、営業損失1億9100万円(前期は1億7600万円の営業損失)、経常損失2億1400万円(1億8400万円の経常損失)、当期損失1億7700万円(1億5600万円の当期損失)となった。

引越事業の売上高は90億2000万円と前年同期間に比べ6億8800万円の減収(7.1%減)となった。営業利益は1億5700万円と1億2200万円の減益(43.8%減)となった。

転勤引越が引き続き堅調に推移するとともに、取次チャンネルにおいて、賃貸仲介会社・郵便局からの引越取次紹介を拡大するための体制強化を進めた結果、法人チャンネルの取り扱いは伸張した。

個人チャンネルでは、インターネット経由の受注を強化するための受付センター、効率的な配車・配員のための受注コントロールセンターを関東地区、関西地区、東海地区に設置し本格的に稼動した。

取扱件数の拡大は実現したが、受注平均単価の低下が影響したことで減収減益となった。

国内物流事業では、輸送量の減少傾向はあったものの、引き続き家具などの輸送取扱量が堅調だったこと、新規顧客の獲得などで、売上高は17億4300万円(7.5%増)、営業利益も各種のコスト削減などで1億5400万円(25.6%増)となった。

通期は売上高692億9000万円(1.9%増)、営業利益32億8500万円(10.9%増)、経常利益31億600万円(9.7%増)、当期利益13億7100万円(9.9%増)を見込んでいる。

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