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鈴与シンワート/平成17年3月期中間決算短信(連結)

2004年11月21日/未分類

鈴与シンワート(株)の平成17年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

中期3ヵ年経営計画の2年目にあたり、当中間連結会計期間においても、高品質なサービスの提供を基本とし、売上拡大を図ることにより早期の累積赤字解消を目指した。

情報サービス部門は、プロジェクトごとの収支や進捗状況を客観的に把握できるシステムの構築を進め、一部稼働し、ことし8月に東京事業所および広島事業所にてISO9001を取得し、これにより大阪事業所を含めた全事業所におけるISO取得となり、品質向上の指導とフォローの体制づくりが進んでいる。

物流部門は、セメント輸送における工事案件の獲得などで陸運事業が堅調に推移したが、海貨事業や倉庫事業の新規貨物の獲得が低調だった。。

この結果、売上高4,169百万円(前年同期比1.9%増)、経常損失19百万円(前年同期比82百万円減)となった。

また、特別損失に温泉利用宣伝権の除却194百万円などを計上し、中間純損失は200百万円(前年同期比241百万円減)。

なお、ことし9月末に、ロジック(株)の発行済株式の85.16%を鈴与(株)に譲渡しており、当中間連結会計では同社の半期分の損益を連結している。

セグメント別の概況
情報サービス事業
情報サービス事業全体の売上高は、22億40百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益は16百万円(前年同期比33百万円増)。

金融系の一括案件やシステム・ソリューションなどのソフト売上が前年比106%と伸び、売上単価ダウンを外注と社員の有償稼働工数増でカバーした形です。ロジックの売上高は3億47百万円(前年同期比9.6%減)、営業損失は20百万円。

物流事業
売上高は、19億19百万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は1億46百万円(前年同期比31百万円減)。

陸運事業は、小麦粉関連の売上は堅調。セメント関連の輸送は、取扱量の減少と料金値下げが重なり苦戦が予測されたが、空港補修工事、地下鉄工事などの発生により好転した。

海上コンテナの輸送は、上期末までに10台体制を目指したが、受注単価の見極めから8台体制にとどめたことにより売上高が伸びなかった。これにより、陸運事業の売上高は、9億81百万円(前年同期比10.6%増)となった。

海運事業は、業務受託は伸びたが、海貨の新規顧客開拓が進まず、売上は4億73百万円(前年同期比4.0%増)となった。また、骨材販売の商事事業の売上高は17百万円にとどまった。

倉庫事業は、各営業所の取扱いは堅調だったが、貸庫の減少により、売上は4億47百万円(前年同期比5.0%減)となった。

その他の事業(省略)

通期の見通し
売上高と経常利益につきましては、ロジックが連結から外れるため、下期の売上高は4,044百万円と減少見込みで、経常利益は158百万円の見込みとなっている。通期では、売上高8,213百万円、経常利益139百万円の見込み。

特別損益は、「Vプラン」の一環として、借入金圧縮のため横浜市に所有する土地と港区芝浦の土地・建物の売却を予定しており、247百万円の売却損が見込まれる。

また、上場株式の一部売却で85百万円の売却益が見込まれ、これらの特別損益を主因に、当期純損失177百万円を見込んでおり、これにより、これまでの「負の資産」の整理は今期で一掃させる。

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