鈴与シンワートが10月30日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、物流事業の売上高は15億5600万円(前年同期比16.1%減)、営業利益1億2100万円(157.9%増)となった。
増益は、陸運事業での燃料費減少と倉庫事業の増収効果が要因となった。
陸運事業は、小麦粉の輸送は堅調に推移したが、セメントの輸送は建設不況、公共事業抑制などの影響から大幅に減少。売上高は7億8400万円(11.3%減)となった。
海運事業は、建設発生土積出作業の取扱いが前期末で終了し、建材需要の低迷による骨材荷役の減少、輸出入貨物の減少に伴う海貨取扱業務の大幅減少や空コン本船積み作業の落ち込みなどにより、売上高は3億1000万円(35.5%減)となった。倉庫事業は、大井営業所と松戸営業所の稼働などにより、売上高は4億6100万円(7.5%増)となった。