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東研/RFID、2次元コード強化

2004年12月21日/未分類

(株)東研の平成17年4月期中間決算短信(連結)の主な内容は下記のとおり。

中長期的な経営戦略
2次元コード・バーコードシステムを事業の中心に据え、X線を使った非破壊検査システム、RF-ID関連システムを加えた3本柱を立て、事業を展開していく。自動認識システム分野において、世界トップレベルの開発力で市場性のある新製品を生み出し、新たな市場を開拓する優良企業を目指す。

対処すべき課題
バーコード関連事業は、自動車部品及び自動車業界、電子部品並びに半導体業界を最重要業界としてとらえ、製造、物流の現場と密着した営業活動を行うとともに、新型2次元コードリーダ(イメージャー)のシリーズ化をさらに充実し、2次元コードリーダの売上の拡大に努める計画であります。さらに、小型高密度イメージスキャナエンジンの製品化を図っていく。

RF-ID対応製品は、I-Code(Iコード)、TIRIS(タイリス)、FeliCa(フェリカ)対応の固定型スキャナのシリーズ化を強化し、60ギガヘルツミリ波帯の超高速、高品位の画像通信システムを拡販する。

経営成績
同社グループは自社開発製品のシリーズ化と、国内で設備投資が旺盛な自動車、自動車部品、半導体、携帯電話、デジタル家電、電子部品、液晶業界等に重点を置き営業展開をした。

バーコード関連事業は、半導体、電子部品等を中心に、固定式バーコードリーダ、2次元コードリーダ及びプリンタ等の売上が伸び、RF-ID読取装置の需要も増加した。

しかし、システム物件の減少と価格競争の激化等で、手動式バーコードリーダの売上高は減少した。

事業種類別セグメントの業績
バーコード関連事業
ユーザー志向の新商品投入、携帯電話やデジタル家電など設備投資が旺盛な業界への営業活動の効果が出てまいりました。その結果、固定式バーコードリーダ、2次元コードリーダ、プリンタ及び特注スキャナ等の売上が増加した。

また、1台でバーコード、2次元コードに加えRF-IDタグも読み取れる一体型マルチスキャナの発売等で、RF-IDの読取装置の需要が増加した。
その結果、バーコード関連事業の売上高は前年同期比3.8%増の23億90百万円、営業利益は前年同期比52.5%増の1億57百万円。

通期の見通し
製造業における設備投資の増勢の鈍化も予想されているが、国内市場においては2次元コードの需要が依然として強く、販売拡大が見込まれる。

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