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味の素/競争力ある生産・物流体制構築

2005年01月10日/未分類

味の素(株)は、医薬事業の生産と物流機能の統合を2005年4月1日に行う。

グループ会社の味の素ファルマ(株)の生産・物流部門を清水製薬(株)に統合し、品質、技術、スピード、コストにおいて競争力ある生産・物流体制を構築する。

また、清水製薬(株)を味の素メディカ(株)と社名変更する。

さらに、同社は2005年4月の改正薬事法施行に伴い、生産機能の全面的なアウトソーシングが可能となることを機に、ブランドの統一と品質保証の一元管理を図るため、味の素ファルマと清水製薬の製造承認や知的財産等を同日付で承継する。

新会社は現清水製薬の清水工場(静岡県静岡市)と大井川工場(静岡県志太郡)と清水配送センターに、味の素ファルマから承継する埼玉工場(埼玉県比企郡)と福島工場(福島県白河市)および2物流センター(東日本・西日本)を加え、4工場、3物流センターからなる医薬品製造会社となる。

味の素医薬カンパニーは、この統合により生産計画、原材料購買、製造、在庫管理、配送のサプライチェーンマネジメントを一元管理し、購買・物流費のコストダウン、在庫削減等を進めることにより、製造費用の削減効果を期待している。

2005年4月1日以降の医薬事業体制として、味の素は医薬事業における経営戦略、事業戦略、信頼性保証、研究開発機能を、味の素メディカは生産、物流機能を、味の素ファルマは営業・マーケティング機能を担うことになり、機能別に専任特化した3法人でより効率化した事業展開を図る。

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