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プロロジス/「プロロジスパーク東京Ⅱ」開発

2005年01月26日/未分類

プロロジスは、鹿島建設(株)から、同社が東京都江東区新砂に所有する土地の購入契約を締結し、同地にマルチテナント型(複数テナント向け)大型物流施設「プロロジスパーク東京Ⅱ(ツー)」を開発する。

施設の着工は2005年4月初旬、竣工は2006年4月末を予定しており、設計・施工は鹿島建設が行う。

なお、「プロロジスパーク東京Ⅱ」は、「プロロジスパーク新木場」、「プロロジスパーク辰巳」、「プロロジスパーク新砂」、「プロロジスパーク東京」に次ぐ、プロロジスにとって東京都内における5棟目の物流施設になり、その延べ床面積は、都内における物流施設としては最大規模の102,529㎡となる。

プロロジスパーク東京Ⅱは、京浜・京葉の両臨海地帯を結ぶ物流の拠点としてアクセスに優れる江東区新砂の東京港、横浜港、千葉港そして羽田空港、成田空港をつなぐ首都高速湾岸線へ約3キロメートル、東京都心部へ約7キロメートル、東西線南砂町駅から徒歩約10分の場所に開発される。

施設は、従業員の通勤に便利な場所に位置することから、人材の確保にも有利であり、東京都心部への物流を担う企業のみならず、3PL企業や各種メーカーにとって国内また海外をカバーできる効率的な物流拠点として非常に優れた立地メリットまた物流センターとして理想的な機能を備えている。

施設は、複数のテナントが利用できるマルチテナント型物流施設として、プロロジスが最新の物流施設開発ノウハウを駆使し、様々な企業の物流施設ニーズにきめ細やかに応えることをコンセプトに設計されている。

例えば、その倉庫スペースは、テナントのニーズに応じ、1フロアにつき5,000坪から1,500坪クラスの賃貸スペースを提供することが可能であり、また、各フロア内の倉庫スペース仕切り壁に電動シャッターを多用することで、ベルトコンベアなどの搬送機器、その他マテハン機器がフロアの仕切り壁に邪魔されることなく、倉庫スペースをより有効活用できるレイアウトデザインを可能とし、流通加工も行える物流センターとしての汎用性を最大限まで高めると同時に、最大の作業効率化を実現した。

建築構造は、最新の免震プレキャスト・プレストレスト構造を採用し、地震発生時にも施設内で働く従業員の安全を確保し、荷崩れを防ぎ、保管物を保護できることに加え、建築コストの削減、柱梁サイズの縮小化を行い、倉庫スペースの有効活用面積の拡大を実現している。

プロロジスパーク東京Ⅱは、地上7階建、1階から6階までコンテナトラックが直接乗り入れ可能なランプウェイを2基(上り用・下り用)備え、各フロアには20台以上の大型・小型貨物車両が接車可能なトラックバースを設置、有効高を5.5から6.0メートルに設定し、フォークリフトなどによるコンテナ作業および荷貨物の迅速な出入庫を可能にしている。

また、1階駐車スペースには貨物トラック19台、乗用車47台を収容できる駐車場を確保している。

さらに、24時間体制で稼働する中央管理センターなど高いセキュリティ機能を装備し、休憩スペースやレストラン、売店などアメニティ施設も併設、従業員の方々へより働きやすい環境を提供するなど、次世代を見据えた競争力の高い戦略物流を実現する総合物流センターとして優れた機能を発揮する。

プロロジスは現在、東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫における主要物流拠点で、計21物流施設、総賃貸面積約103万2,000平方メートル(東京ドーム約22個分)の運営・管理または開発を進めている。

2005年を迎え、減損会計の本格的な導入、世界規模での物流競争の激化、中国市場の拡大など日本の物流業界が激しい変革の時に臨む中、当社は、社会基盤や経済そして人々の生活を支える物流企業や各メーカーのサポーターとして、顧客の高いニーズに応えるため日本全国を網羅する物流施設ネットワークをより構築する計画であり、今後、九州を含め関西、関東にもまた新たに物流施設を開発・取得する予定。

「プロロジスパーク東京Ⅱ(ツー)」概要
名称:プロロジスパーク東京Ⅱ
所在地:東京都江東区新砂3-4-15ほか
敷地面積:約31,998m2
延床面積:約102,529m2
構造:鉄筋コンクリート造(プレキャスト・プレストレスト造)免震構造地上7階建
着工時期:2005年4月初旬
竣工時期:2006年4月末

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