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プロロジス/佐賀県鳥栖に九州初プロロジスパーク開発

2006年07月27日/物流施設

プロロジスは、佐賀県鳥栖市内の流通業務団地「グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖」内に佐賀県が分譲する用地67,800㎡の購入と、九州では初めてとなる物流施設「プロロジスパーク鳥栖」の開発する。

7月26日、佐賀県佐賀市内において、古川康佐賀県知事、牟田秀敏鳥栖市市長の出席のもと、佐賀県および鳥栖市と物流施設(プロロジスパーク)進出に関する協定書の調印式を行い、同協定書に調印した。

「プロロジスパーク鳥栖」の新規開発に関する具体的な内容等は、ビルド・トゥ・スーツ型(オーダーメイド型/特定企業向け)物流施設「プロロジスパーク鳥栖Ⅰ(ワン)」とマルチテナント型(複数企業向け)物流施設「プロロジスパーク鳥栖Ⅱ(ツー)」の2棟の開発を想定している。

なお、「プロロジスパーク鳥栖Ⅰ」の着工は2006年内に、竣工は2007年末、また、「プロロジスパーク鳥栖Ⅱ」の着工は2007年上期、竣工は2008年上期を目標としている。

プロロジスにとって、九州・佐賀県鳥栖市は、日本全国を網羅する物流施設ネットワークを構築するための最重要物流地域の一つであり、西日本地域でのカスタマーサポートを拡充すると同時に、先進の物流施設に対する同地域での高い企業ニーズに応えるため、更なる開発を積極的に進める。

また、「プロロジスパーク鳥栖」における事業活動を通じ、雇用の促進、経済活性化、物流インフラの発展など、佐賀県、鳥栖市そして周辺地域の経済活性化に貢献する。

「プロロジスパーク鳥栖」は、佐賀県の東部に位置し、古くから九州物流の要衝として栄え、現在も九州を代表する交通都市である鳥栖市内の、佐賀県によって造成された流通業務団地「グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖」内に開発される。

当地は、九州自動車道、大分自動車、長崎自動車道や国道3号など九州の東西南北を結ぶ主要な幹線道路の結節点で、博多港、福岡空港、有明佐賀空港など九州における物流重要ハブや福岡市をはじめ近隣都市を結ぶ鳥栖インターチェンジから500メートルの場所に位置しており、九州全域を対象とした物流拠点として最良の立地優位性を備えている。

また、鳥栖市中心地、福岡都市部にも近いことから、雇用の確保に有利であるため、3PL企業、食品や流通、ITや自動車部品メーカーなどの企業にとって、競争力の高い物流・ロジスティクス戦略を実現する上で理想的な物流拠点としての機能を備えている。

現状の計画では、「プロロジスパーク鳥栖Ⅰ」が、敷地面積約31,985平方メートル、延床面積約43,176平方メートル、4階建てのビルド・トゥ・スーツ型物流施設、「プロロジスパーク鳥栖Ⅱ」が、敷地面積約35,730平方メートル、延床面積約36,805平方メートル、2階建てのマルチテナント型(複数企業向け)物流施設を開発する構想となっている。

なお、両パークとも高いセキュリティ機能や従業員の方々へより働きやすい環境を提供することに加え、エコロジカルな施設デザインや設備を取り入れるなど、人とモノと環境にやさしく、次世代を見据えた競争力の高い戦略物流を実現する総合物流センターとして優れた機能を付加する計画を進めている。

プロロジスは物流施設の立地選定、開発、設計施工から運営・管理まで、関連業務すべてをワンストップで提供する物流施設(物流倉庫、物流センター)不動産開発会社として、現在、宮城、東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫、岡山における主要物流拠点で、計45のプロロジスパーク、総延床面積約235万㎡(福岡ドーム約13個分)の運営・管理または開発を進めている。

プロロジスパーク鳥栖Ⅰについて
名称:プロロジスパーク鳥栖Ⅰ(ワン)
所在地:佐賀県鳥栖市「グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖」6街区
敷地面積約31,985㎡
延床面積約43,176㎡
構造:地上4階建予定
着工時期2006年内予定
竣工時期2007年末予定

プロロジスパーク鳥栖Ⅱについて
名称:プロロジスパーク鳥栖Ⅱ(ツー)
所在地:佐賀県鳥栖市「グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖」6街区
敷地面積約35,730㎡
延床面積約36,805㎡
構造地上2階建予定
着工時期2007年上期予定
竣工時期 2008 年上期予定

問合せ
プロロジス
Tel03-6215-8480
Fax:03-6215-8490
inquiry@prologis.co.jp


プロロジスパーク鳥栖の完成イメージ

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