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豊田自動織機/集配金・売上金管理・機械警備の事業進出

2005年01月26日/未分類

(株)豊田自動織機は、物流ソリューション事業のサービスの幅を厚くするために、小売業、サービス業、運輸業などを中心に集配金・売上金管理及び機械警備をトータルで提供する事業を営む(株)アサヒセキュリティの株式を195億円で100%取得する。

同社は、顧客の物流コストの低減を目的として、フォークリフトや自動倉庫などの物流機器の事業経験、ものづくりで培った生産・物流ノウハウを活かし、物流の企画、物流センターの運営をはじめとする物流全般を一括請負する物流ソリューション事業の展開をはかっている。

本格的に事業を始めて三年で、すでに300億円程を受注しており、従来の物流とは異なり、生産者から消費者に至るまでの「モノ」の流れの全体最適を追求する独自のビジネスモデルの構築をはかっており、特に流通業を中心とした、買い物客の視点で店舗内の改革まで含めた全体最適を求める新しいサービスの提供について高い評価を得つつある。

アサヒセキュリティは、(株)ダイエーの子会社としてスタートし、小売の店舗側のニーズからの発想で、売上金の精査、銀行入金、適正なつり銭準備といった集配金・売上金管理事業ならびに機械警備事業を展開してきた。

よりお客様が満足する高付加価値サービスの開発や提供、また新たなお客様を開拓することなどにより、事業規模の拡大をはかってきており、現在の売上は約220億円。

集配金・売上金管理事業のマーケットは、お客様の売上金管理の合理化ニーズ、アウトソーシングニーズを背景に、急速に拡大しており、この市場に対し、アサヒセキュリティは、お客様の視点に立ったオンリーワンのビジネスモデルを提供している。

豊田自動織機は、急速にマーケットが拡大する集配金・売上金管理事業をタイムリーに取り込み、「物流」に「集配金・売上金管理サービス」を加えることで、よりお客様に満足いただけるサービスを提供するために、アサヒセキュリティの株式を取得することとした。

これによって、より質の高い全体最適を創造し、物流ソリューション事業の更なる発展を目指す。
また、アサヒセキュリティは、豊田自動織機との協業により、業務の効率化や顧客基盤の拡大が可能となり、業界における地位を更に確固たるものとする。

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