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東洋通信機、セイコーエプソン/水晶事業統合に向け資本・業務提携

2005年01月30日/未分類

東洋通信機(株)は、セイコーエプソン(株)との間で、平成17年10月1日を目処に両社の水晶事業を統合することを前提とした「業務資本提携契約」の締結を承認した。

同社はセイコーエプソンと日本電気(株)に対し、130%コールオプション条項付第3回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行する。

水晶デバイスは、無線通信機器やPC・PDAのようなデジタル情報機器のキーデバイスとして重要な位置を占め、ここ数年で携帯電話や自動車のエレクトロニクス化などの用途拡大で、世界的に市場が拡大し需要も堅調な伸びを示してきた。

しかし、市場拡大に伴って需要変動の振幅が拡大したこと、熾烈な価格競争が起こるようになったことなど市場環境も大きく変わり、小型化・高性能化、量産化等のニーズが高まるなかで研究開発や設備への投資がこれまでにも増して重要となってきており、研究開発のスピード化やより効率的な生産体制の構築の必要性が高まっている。

このような環境の下、事業統合によって両社の得意分野をより強化すると共にシナジー効果を高めることで、水晶デバイス業界におけるリーディングカンパニーを目指す。

同社の発行する転換社債の50%引受けを通じて資本提携を行うセイコーエプソンは、多彩な事業構成のひとつとして水晶事業を営んでおり、特に時計用音叉型水晶振動子、クロック水晶発振器等の市場に強みを持つ。

また、売上高の6割を水晶事業が占めており、携帯電話用水晶振動子、水晶発振器を得意としています。両社は、今回の転換社債発行・引受けを通じた資本提携を第1ステップとして相互事業の収益性向上のために業務提携を積極的に推進し、ビジネスパートナーシップを確立していく。

同時に、2006年10月1日を目処とした事業統合によりシナジー効果を究極まで高めることで安定的かつ収益力に富んだ事業体制構築を目指す。

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