ヤマト運輸（株）は1月30日、三重主管支店を新築・移転した。
新ターミナルは2階建の荷捌棟と3階建の事務棟からなる施設です。荷捌棟の1階で宅急便、2階でクール宅急便とクロネコメール便の作業を行う。
旧ターミナルの約3倍の床面積を持ち、トラックの着車スペースとして、旧ターミナルが18台だったのに対し、新施設では42台分を確保している。
仕分シュート数を倍増し、14,000個／時間の荷物仕分を可能にし、中部地区最大の作業スペース（1,686㎡）を持つ低温仕分室で、クール宅急便の品質を確保している。
荷捌棟における1階と2階の効率的な作業導線を構築するため、上下階を1,050ボックス／時間の移動が可能な作業垂直搬送機8基を導入するkとで、作業時間短縮を図っている。
台風の上陸が多い三重県の特性を考慮し、停電が起きた場合も荷物の温度管理を確実にするため非常用発電装置を装備し、新ターミナルの2階の部分は、荷捌所・倉庫等の将来のスペース不足に備え増築できる設計となっている。
施設概要
所在地：三重県四日市市中村町2293－14
敷地面積31,309.69㎡（9,471坪）
延床面積14,774.17㎡（4,469.19坪）
