LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

ライオン/最適SCM構築

2005年02月10日/未分類

ライオン(株)は、2005年から2009年までの5ヵ年を期間とした新中期経営計画(略称VIPⅡ09計画:ValueInnovationPlanPartⅡ09)を策定した。

その中で、収益構造の改革として、下記の展開を行う。

製品原価の低減
2000年の8工場体制から、国内生産拠点を順次集約し、2004年末では5工場体制による高生産性工場群を実現した。今後は海外関係会社を含め生産品目・生産体制の見直しを行い、効率化をはかる。

また、先端技術の導入を行い、製造プロセスの抜本的な革新による生産性の向上を目指すとともに、化学品分野の事業体制を整備し、原料ビジネスの拡大と自家消費用原料の更なるコストダウンを推進する。

最適SCMの構築
物流拠点集約と一部物流子会社の再編によるサプライ・チェーンの効率化を進めた。今後さらにお取引先までの配送コストの効率化を目指して、物流体制の整備を行う。物流子会社再編とともに、工場から取引先への商品直送についても順次拡大し、ローコストかつ安定的な商品供給を実現する。

生産性の向上
グループトータルでのITインフラの整備や間接業務の集約・アウトソーシング、関係会社の再編等を進め、更なる生産性の向上を目指す。

第3次トータルコストダウン(2005年~2009年)として、引き続き「収益構造改革推進本部」を中心としたプロジェクト方式により、100億円のコストダウンに取り組み、連結BEP(損益分岐点比率)90%未満を目指す。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース