日本ロジステック（株）の平成17年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結）の経営成績は下記のとおり。
当第3四半期までの我が国経済は、設備投資と輸出の好調に加えて、個人消費も底固く推移して回復局面が見られる場面もあったが、IT関連の在庫調整や石油高騰の影響を受けて先行き不透明な状況が続いている。
物流業界も改善しない雇用環境や所得の伸び悩みによる消費中だるみのため、取扱貨物量の不振と顧客からの引き続く物流効率化要請などがあり、依然として収受料金の低下をまねいている。
同社グループでは、千葉県浦安市千鳥に平成16年8月に完成、開業した舞浜センターを早急に全稼動させるべく全社をあげて邁進した。
その結果、営業利益は4,321百万円（対前年同四半期比1.9％増）となり、前年同期比で増収となった。
営業利益は増収の効果により400百万円（同5.2％増）となり、経常利益は、支払利息や社債関係費用を含む営業外費用が223百万円（同16.1％増）と30百万円増加したが201百万円（同3.1％減）を確保した。
当期純利益は86百万円（同26.4％増）と増益となった。
これは、東京都江東区深川センターを売却した固定資産売却益75百万円等の特別利益108百万円（前年同四半期は0.6百万円）を計上し、また東京都江東区新木場配送センターを売却した固定資産売却損と売却関連費用とで55百万円（前年同四半期はなし）および舞浜センター建設に係る不動産取得関連費用38百万円（前年同四半期は31百万円）等の特別損失120百万円（前年同四半期は66百万円）を計上したため。
