名鉄運輸(株)の平成17年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。
当第3四半期のわが国経済は、ゆるやかな回復基調の内に推移したが、個人消費の伸びは鈍化するなど、ここにきて景気回復の足どりに減速感が出てきた。また、たび重なる台風の上陸や原油価格の高止まり等極めて厳しい事業環境であった。
同社グループは、小口貨物の増送のため、ミニくま便の販売に努力し、区域事業の拡大にも努め、取り扱い貨物量は前年同期比2.5%増を確保したが、運賃の下落には歯止めをかけることができなかった。
また、退職給付制度の見直しにより、退職給付制度終了損400,000千円を特別損失に計上した。
この結果、当第3四半期の売上高は69,638,021千円、営業利益は782,660千円、経常利益は581,948千円、第3四半期純損失は106,491千円となった。