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マイクロソフト/流通・サービス業向けに最適化したWindowsOS、今春提供開始

2005年02月23日/未分類

マイクロソフト(株)は、流通業界向け総合ソリューション フレームワークであるMicrosoft Smarter Retailing Initiativeを具現化するキーテクノロジーとして、マイクロソフトとしては最初の特定業界向けのソフトウェアプラットフォーム「Windows Embedded for Point of Service (WEPOS)」を2005年春より提供開始する。

WEPOSは、流通小売業でのお客様のエクスペリエンスの向上、信頼性とセキュリティの強化、およびPOSシステムのライフサイクルコストの削減を実現する。

マイクロソフトは2005年3月1日(火)~4日(金)に東京ビックサイトで開催される流通IT機器・ソリューションの専門展示会「RETAILTECH JAPAN 2005(第21回流通情報システム総合展)」で、WEPOSを搭載したハードウェアのデモンストレーションを予定している。

マイクロソフトは、これまで多くの業界パートナー企業と共同で、「OPOS技術協議会(会員187社)」と「.NET流通システム協議会(会員103社)」の活動を通じて、流通サービス業に関わる様々な業務システムのオープン化を推進してきた。

昨年12月からは、「スマーター・リテイリング・フォーラム」(英語名:Smarter Retailing Forum)を業界各社と共に設立し、オープンなコンソーシアムの運営により、流通・サービス業におけるユーザー企業の要求をより反映させた、次世代流通システムモデルの普及を推進している。

WEPOSはマイクロソフトが世界的に推進するSmarter Retailingの取り組みの中核となる製品で、OPOS技術協議会の標準仕様に対応することで、POSシステムの標準基盤として広く採用されることが期待されている。

「Windows Embedded for Point of Service(WEPOS)」 製品特長
WEPOSは標準ソフトウェア プラットフォームとして、Windows XP Embedded Service Pack 2をベースに開発され、流通業向けに最適化している。

■ 容易な設定、運用および管理:
プラグアンドプレイの機能により、スキャナ、レシートプリンター、キャッシュドロワーといった小売向け周辺装置の設置と管理が容易になります。さらに、OPOS(Open Point of Service)標準のサポート、Win32ベース アプリケーションとの互換性、またMicrosoft .NET Frameworkの標準搭載などにより、既存資産を活かしながら革新的で顧客ニーズに合ったPOSシステムの導入を実現。

主な機能
プラグ アンド プレイ機能
UnifiedPOS/OPOS/JavaPOS標準のサポート
Win32 APIとの互換性
Microsoft .NET Frameworkの標準搭載

■ 最新技術による次世代POSシステムの実現:
Windows Media PlayerやInternet Explorerなどのアプリケーションを標準搭載し、POSシステムにおける高度なインターネットおよびマルチメディア技術の活用を支援し、Windows Firewallなどのセキュリティツールを初めとする最新のセキュリティ技術を実装しているため、革新的でセキュアな小売業ソリューションを実現する。

主な機能
Internet Explorerの標準搭載
最新Windows Media技術の実装
豊富なネットワーキング機能
Windows Firewall
Windowsログイン
ロールベースのセキュリティ

■ ライフサイクル コストの削減:
アプリケーション開発コストの削減、管理コストの削減、また展開コストの削減により、POSシステムのライフサイクル全体のコスト削減が可能で、最長10年のサポートを提供することで、将来を見据えたシステム計画を立てることが可能。

主な機能
容易なインストールと設定
リモートブート対応
ネットワークブート対応
Software Update Serviceの利用
Systems Management Serverでの管理
多言語対応
提供形態

WEPOSは、Windows Embedded製品正規販売代理店 (Value Added Partner) 経由で、OEMへの提供を行う。

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