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デンソー/ドイツにディーゼル車用エンジン部品のエンジニアリング拠点新設

2005年02月27日/未分類

(株)デンソーは4月、欧州のデンソー・オートモーティブ・ドイツ(略称:DNDE)にディーゼル車用エンジン部品のエンジニアリング拠点「アーヘンエンジニアリングセンター」を新設する。

ノルトライン・ヴェストファーレン州ヴェグバーグ市に、総床面積2,110㎡の建物と約4万㎡の土地を購入するなど、約13百万ユーロの設備投資を行う。

デンソーがディーゼル車用エンジン部品のエンジニアリング拠点を海外に設置するのは初めて。ディーゼル車の割合が乗用車では約5割と高く、今後もディーゼル車の需要拡大が見込まれる欧州で、エンジンや車両との適合・性能評価といった、アプリケーション設計を行う。

また、将来的にはディーゼルエンジン部品だけでなく、ガソリンエンジン部品も含むパワートレイン機器全体のエンジニアリング拠点にしている。

DNDEでは1994年にカーエアコンの実験施設を設置しており、2003年10月にはその実験施設を拡張し、材料評価機能を追加した。デンソーは、今後も欧州でのエンジニアリング拠点を拡充し、製品分野ごとのアプリケーション設計の現地化を進め、顧客対応のスピードアップを図っていく。

「アーヘンエンジニアリングセンター」の概要
設立:2005年4月
所在地:ノルトライン・ヴェストファーレン州ヴェグバーグ市
所長:中川雅人
事業内容:ディーゼル車用エンジン部品の研究開発
従業員数:10人(設立時)
総投資額:13百万ユーロ(約18億円)
敷地面積:約40,000㎡
建物面積:全体2,110㎡

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