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凸版印刷/ガラス製容器に内蔵できるICタグを開発

2005年02月27日/未分類

凸版印刷(株)は日本板硝子(株)と共同で、ガラス製容器に内蔵できるICタグを開発した。

昨年9月に、既に板ガラスへのICタグ内蔵技術の開発は完了したが、今回の開発により、試験管やガラス瓶をはじめとするガラス製容器への内蔵が可能となり、2005年度から、順次生産を開始していく。

目標販売個数は、初年度100万個。

技術・製品の特徴
・板ガラスへの内蔵に加え、曲面ガラスへの内蔵が可能
・ガラス製容器にICタグを内蔵しているため、ICタグ利用時の環境や作業によるICタグの剥離や貼付ミス、貼り替え不正行為を防止
・対応周波数は各種対応を検討(現状試作品は13.56MHzで実施)
・ガラスが材料のため、耐熱性・耐薬品性・デザイン性に優れている
・着色や紫外線カット等、従来のガラス製品同様の加工も可能

今回の開発での凸版印刷と日本板硝子の役割分担
・凸版印刷が、面積の小さい曲面のガラスで動作するICタグ用アンテナを開発。前回開発したガラス内への挿入加工温度に耐えられるICタグをベースにしている。
・日本板硝子がこのICタグをガラス製容器に内蔵する技術を開発した。

主な用途
・ガラス製容器の高級ワインや高級化粧品のブランドプロテクション
・保管場所の把握が必要な劇薬を代表とする医薬品や、試験管・試験ビーカなどを使用した検体等の在庫管理や盗難防止
・耐薬品性(特に酸など)を必要とする環境での利用

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