富士通フロンテック(株)と富士通(株)、(株)富士通研究所は、日本板硝子(株)と共同で、国内で初めてUHF帯RFIDタグに対応したリーダ・ライタ用ガラスアンテナの実用化に成功した。
この技術を活用することで、コンパクトでデザイン性の高いアンテナ製品の提供が可能となり、RFIDシステムの実社会でのさまざまなシーンへの応用が期待される。
貴金属や洋品の専門店、百貨店やホテル、レストランなどにおいて、RFIDを活用した「売れ筋管理」「盗難防止」「持ち出し品管理」「入退管理」などへのニーズが高まっている。
こうした施設では、内装の雰囲気を重視し、出来るだけ利用者にシステムの存在を意識させず、関連機器を設置することが望まれている。
しかし、現状の13.56MHz帯の製品では、通信距離と指向性の技術的制限から応用製品の小型化・デザイン性の確保が難しい状況があり、これらの課題を解決するために、UHF帯への対応が期待されていた。
こうした状況を踏まえ、富士通フロンテック、富士通、富士通研究所は日本板硝子と共同開発に取り組み、今般、国内で初めてUHF帯RFIDタグに対応した、以下の2種類の、リーダ・ライタ用ガラスアンテナの実用化に成功した。
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