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セイコープレシジョン/特定小電力無線小型・薄型アクティブセンシングタグ発売

2005年03月10日/未分類

セイコープレシジョン(株)は、超低消費電力を実現した、小型・薄型特定小電力無線アクティブセンシングタグ「SecureTAGWT-100」を開発し、4月から販売を開始する。

「SecureTAG(セキュアタグ)」は、特定小電力無線を使った「アクティブ型」センシングタグ。本体に、電池、マイコン、メモリ、振動センサ、LF(長波)電波受信機能、タンパスイッチを内蔵している。

「SecureTAG(セキュアタグ)」は、日本電信電話株式会社(NTT)未来ねっと研究所からの技術に基づき開発したもので、セイコープレシジョンが製造・販売する。

主な特徴
低消費電力動作を実現
静止状態においてはタグ自体の動作を停止させる等、LF電波や振動センサを利用して、効率的な動作をさせるため、3年~5年の電池寿命を実現。

小型・薄型・軽量を実現
アンテナ内蔵で、70mm×33mm×6mmの小型薄型の外形と11g(電池含まず)の軽量を実現。

振動センサを内蔵
振動センサが、タグを取り付けた対象物の動きを関知。その状態を把握し、タグ自身の動作を制御することができ、荷物の振動記録、移動の最終時刻や場所を知るシステムへの展開が可能。

「タンパスイッチ」装備
ケース裏面に強力両面テープを貼付、簡単に対象物に取り付けることができ、タグを引き剥がされる場合を想定して、このような状態をいち早く検知して電波送信により異常を通報するための「タンパスイッチ」を装備している。

LF電波による受信機能を装備
LF電波を発信するゲートシステムの近傍で、動作の開始や、電波の発信制御が行え、このLF電波を使用して、タグの動作モード設定や、各種のデータ入力も可能。

40m~100m程度の通信距離でトータルコスト減
「SecureTAG(セキュアタグ)」は、426MHz帯の「特定小電力無線」を使い、1mWの電波出力でリーダーとの通信を行います。パッシブタグ(通常1m弱)や、「微弱無線」(通常10m程度)と比べ、少ない受信機でシステム構築が可能なため、トータルコストを抑えることができる。

電池交換が容易
電源はスライド式の電池蓋の中に内蔵された、コイン型のリチウム電池により供給される。これにより、アクティブタグの問題点とされていた、電池交換を容易に行うことができる。

主な仕様
外形:70mm(W)×33mm(H)×6mm(D)
質量:約11g(電池含まず)
使用温度範囲:0℃~+50℃(本体、結露しないこと)
標準価格:5,000円(税込み5,250円電池別)<1,000台以上の場合>

初年度年間販売数1万台を予定している。

問合せ
セイコープレシジョン株式会社
ビジネス開発部担当:松井
TEL03-5620-6824
ymatsui@seiko-p.co.jp

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