味の素冷凍食品（株）は、タイにおいて、ベタグロアグログループパブリック（株）と設立した、味の素ベタグロ・スペシャリティフーズ(株)で、SPF技術による豚肉加工冷凍食品の生産を3月中旬より開始した。
味の素ベタグロ・スペシャリティフーズ(株)は、ベタグロ社のSPFの飼育技術を用いた養豚体制から供給される、ほどよい旨みと柔らかい肉質の安心な豚肉原料と、同社の製品開発力・加工技術力・マーケティング力を併せ、日本での売上高約40億円(2009年度)を目標に、豚肉加工冷凍食品事業を新たに展開している。同社は、3月8日に農林水産省の畜肉輸出認定を受けた。
新会社は、タイにおいて初めての原料から製品まで短時間で処理可能な、一貫供給体制による先進の豚肉加工冷凍食品工場として、日本のお客様に、新鮮でおいしく安心な豚肉加工冷凍製品を提供する。
また、この取り組みは当社の原料取組強化の一環であり、原料から製品まで自らの力で”おいしい安心品質”を実現するための施策の1つ。
新会社の概要
社名：味の素ベタグロ・スペシャリティフーズ株式会社
所在地：タイ国ロブリ県
会社設立：2004年2月
資本金：390百万タイバーツ（約11億円）
株主：味の素冷凍食品株式会社グループ51.0％
（味の素冷凍食品(株)34.3％）
（タイ味の素冷凍食品(株)16.7％）
ベタグロアグログループパブリック(株)49.0％
事業内容：冷凍食品製造・販売
代表者：会長大島曜
現タイ味の素冷凍食品(株)社長、タイ味の素ベタグロ冷凍食品(株)会長
社長VasitTaepaisitphongse（ワシットテイパイシチポーン）
現ベタグロ社副社長、現タイ味の素ベタグロ冷凍食品(株)社長
従業員数：約200名（予定）
土地・建屋：土地約24,800㎡建屋約14,700㎡
主要品目：とんかつ、焼豚、豚煮込み製品（角煮など）等
