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GXS/サプライチェーンビジビリティを日本を含むアジア大洋州に投入

2005年03月30日/未分類

グローバルエクスチェンジサービスジャパン(株)(以下:GXS)は、同社サプライチェーンビジビリティソリューションをアジア市場に新たに投入する。

同ソリューションはGXS Trading Grid SMのアプリケーション層に位置付けられるOrder Lifecycle VisibilitTM(OLV)とLogistics Visibilit TM(LV)が含まれる。

すでに香港では米系一般消費財メーカーの調達業務プロセスへの採用が決まっているほか、日本ではハイテク、半導体業界を中心に引き合いが相次いでいる。

GXSは世界最大のB2Bエクスチェンジサービスプロバイダーであるが、戦略として「より高付加価値なサービスの提供」「 カスタマーベースの拡大」「B2B、A2A(Application to Application)双方の境目のない顧客サポートを目指している。

この戦略に従い、先般IBM社BES事業(IBM IE/EX)を買収し、日本でも2000社を超えるユーザー基盤を確立したほか、ほぼ同時にwebMethod社(http://www.webmethods.co.jp/)とグローバルで戦略的パートナーシップを結びA2Aを同社Fabric Suiteで補完し、一方で同社とB2Bアプリケーションの共同開発を試みるなどしている。

またGS1などに代表されるデータ同期化のリーディングプロバイダーであったHAHT Commerce社、サプライチェーンビジビリティのリーディングベンダーのCelarix社をすでに買収している。

今回アジア大洋州に投入するのは、調達業務においてサプライヤーへのEDIによる注文を可視化し、アイテム毎の注文、受注、出荷、納入、請求そして支払いを一元管理でき、且つそれぞれのプロセスでの不整合を能動的に感知し例外処理を行うOrder Lifecycle VisibilitTM(OLV)が含まれる。

北米においてOLVは米国ハイテクメーカーのNational Instruments社や世界最大のシーリング装置ベンダーであるJohn Crane社ほか百社近い顧客がすでに利用をしている。

またGXSは同時に国際域間、及び中国、米州及び欧州域内での自社貨物の動静を物流業者などからリアルタイムで取得し、アイテムレベルで到着納期(ETA納期)管理を行えるサプライチェーンビジビリティソリューションであるLogistics VisibilitTM(LV)も投入する。

このソリューションは急速にグローバル化している主に製造業者向けソリューションであり、すでにアメリカの大手ハイテクメーカー、EMS、自動車メーカーは90年代後半から導入を行ってきたが、日本企業では現状でも2-3のハイテクリーディング企業が導入しているしているに過ぎず、製販のグローバル化が進展する中で在庫圧縮のために同ソリューションのニーズが顕在化してきた。

GXS社のLVについてもすでに日本で数社のハイテク企業及び半導体企業からの引き合いが寄せられており、今回正式に日本でもリリースすることとした。北米ではすでにBestBuy社、Sharp米国などが使用している。

Global eXchange Services(GXS)についてGXS (Global eXchange Services)はB2B Eコマースソリューションのリーディングプロバイダーでビジネスプロセス統合とコラバレーションの実現をサポートしている。

Fortune500企業の約半数を含んだ世界中の企業がGXS Trading GridSM を採用し、最適な需給調整を行っている。世界標準化にも積極的に関与し、GXSのソリューションは規模の大小にかかわらずグローバルでのネットワーク構築、商品情報の同期化、在庫の最適化そして需要予測などで使用され、サプライチェーンの実行に大きな効果をあげている。

連絡先
グローバルエクスチェンジサービスジャパン株式会社
内田 聡
電話03-5574-7548
http://www.gxs.com
Akira.Uchida@gxs.com

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