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日本ベリサイン/RFID導入支援「ベリサインサプライチェーンサービス」提供開始

2006年04月13日/IT・機器

日本ベリサイン(株)は4月10日、企業がRFIDを自社のシステムに導入し、SCMの効率化を支援する「ベリサインサプライチェーンサービス」として、これまで提供している評価試験用サービス「Veri Sign EPC Starter Service」に加え、コンサルティングサービスの提供を開始する。

現在RFIDを自社のシステムに導入する際には、新しい技術であるため膨大なコストと同時に、技術的な多くのノウハウが必要となっており、企業の大きな負担となっている。

日本ベリサインの親会社である米国ベリサイン・インクはRFID利用に関する国際規格の標準化団体である「EPC global」の一員として仕様策定の作業に参加するだけでなく、EPC global Networkの基幹システムであるONS(Object Naming Services)ルートサーバの運用を行っている。

また小売業、製造業だけでなくGlobal2000企業の多くに対してRFID技術およびシステムを設計、導入、管理を行ったノウハウを有している。

日本ベリサインは2004年10月よりRFIDの評価試験を行うためのネットワークサービスである「Veri Sign EPC Starter Service」を提供してきたが、ベリサイングループが持つRFID関連ノウハウを活用し、企業のRFID導入の動きを支援し、流通システムの品質向上と効率的なSCMの実現のためのサービス群として「ベリサインサプライチェーンサービス」の提供を開始する。

そして、RFID導入の際の各状況に対応したコンサルティングサービスの提供を行う。

概要は下記の通り。

名称:ベリサインサプライチェーンサービス
提供サービス:評価試験用ネットワークサービス「Veri Sign EPC Starter Service」
企業のRFID導入によるSCM効率化を支援する各種コンサルティング
RFID導入支援コンサルティングサービス
情報統合コンサルティングサービス
情報共有コンサルティングサービス
価格:相談の上見積り。

RFID導入支援コンサルティングサービスは、企業の流通システムにRFIDを導入する際に「RFIDへの投資にどのようなメリットがあるのか」、「どの製品や設備に優先的にRFIDを導入すべきか」といった問いを解決し、流通経路上の適切な地点でのRFIDインフラの設計、導入の支援を行う。

情報統合コンサルティングサービスは、RFIDインフラによって生成された製品移動データを、データベースやPOSシステムといった流通に関連するシステムだけでなくERPといった企業の主要なシステムやプロセスにも統合し有効に活用するためのコンサルティングおよびインテグレーション支援を行う。

情報共有コンサルティングサービスは、統合したRFID情報を取引相手と共有し、活用するための安全性、信頼性、拡張性に優れたインターネットをベースにしたアーキテクチャ構築の支援を行います。そのアーキテクチャ上では、取引相手システム上のデータを安全に利用することができ、より効率的な連携プロセスを実現させることができる。

詳細は下記アドレスを参照。
http://www.verisign.co.jp/supplychain/index.html

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