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フェデックス/第3四半期も増収増益

2005年03月30日/未分類

フェデックスコーポレーションは、2005年度第3四半期(2004年12月1日~2005年2月28日)決算において、希薄化後の1株あたり利益が1.03ドルとなったことを発表した。前年同期の希薄化後1株あたり利益が0.68ドルであったのに対し51%の増加となっている。

第3四半期の連結決算
売上高73億4,000万ドル。前年同期の60億6,000万ドルより21%増加。
営業利益5億5,200万ドル。前年同期3億7,200万ドルより48%増加。
営業利益率は前年同期の6.1%から7.5%に増加。
純利益3億1,700万ドル。前年同期の2億700万ドルより53%増加。

「フェデックスの業績は順調に伸び、お客様の需要も増えています。景気も好調が続き、今後の成長にも期待が持てます。現状的には計画通りに進行しており、当社独自のビジネス戦略も成果を挙げています」と、会長、社長兼CEOのフレデリック W. スミスは述べている。

フェデックスエクスプレスとフェデックスグラウンドを合わせた1日の平均取扱貨物量は、前年同期に比べて10%を上回る率で伸びている。これは、陸上輸送とFedEx International Priorityの取扱量が2桁成長を達成したことが貢献している。

フェデックスフレイトの小口トラック輸送(LTL)では1日の平均取扱量が9%増加し、フェデックスエクスプレス、フェデックスグラウンドおよびフェデックスフレイトのイールドもそれぞれ順調に伸びている。

前年同期は売上約1億ドルに対し、第3四半期の売上には、2004年2月に買収したフェデックスキンコーズの売上4億9,900万ドルが含まれる。早期退職や退職手当など、業務再編成に伴う費用は1,400万ドル(希薄化後1株あたり利益0.03ドル)である。

本四半期、燃料の追加料金の指数調整や燃料費が第2四半期を下回ったことなどから、営業利益は増加した。しかしながら、現在、燃料費は増加傾向にあり、第4四半期の収益に悪影響を及ぼす可能性がある。

今後の展望
第4四半期には希薄後1株あたり利益は1.40ドルから1.50ドルとなることが予測される。
また、2005年度の設備投資として、約23億ドルを見込んでいる。

「お客様の需要の増加に対応するためには、航空便、設備、技術への追加投資が必要です」と、執行副社長兼最高財務責任者(CFO)のアラン B. グラフ, Jr.は述べている。「最も成長が著しく、最大の利益が見込める部門を中心に設備投資を続けます。それにより、将来的な発展に向けて効果的に資金を活用し、投資を確実に回収することができます」

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