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フェデックス/6-8月期、取扱貨物量5%増加

2007年10月02日/3PL・物流企業

フェデックスグループの持株会社、フェデックスコーポレーションが6-8月期業績を発表した。前年同期に1.53ドルだった希薄化後の1株あたり利益が1.58ドルとなった。

連結業績は、売上高92億ドル(前年同期比8%増)、営業利益8億1400万ドル(4%増)、営業利益率は前年同期の9.2%から8.8%に低下した。純利益は4億9400万ドルで、4%増加。

フェデックスエクスプレス、フェデックスグラウンドの営業利益率は改善したものの、フェデックスフレイトの営業利益率の低下、取扱能力の拡大、サービスクオリティの改善、生産性向上のためのネットワーク投資により、全体的な営業利益率は低下した。

1日あたりの平均取扱貨物量の合計を見ると、フェデックスエクスプレス、フェデックスグラウンドについては、陸上輸送、国際エクスプレスの成長により、前年同期比で5%増加。米国外同一国内貨物の成長は、主として近年の国際的な買収活動によるもの。

フェデックスは今後、希薄化後1株あたり利益が第2四半期には1.60から1.75ドルになると予想。2006年9-11月期の実績には、新採用パイロットへの前払費用による影響が含まれているが、燃料による実際的影響の時期ずれやハリケーン・カトリーナの保険金収入によってほぼ相殺されている。

通年利益は6.70ドルから7.10ドルになると予想。設備投資予想額は35億ドルで、うち約70%が成長を目標としたもの。経営陣は設備投資のタイミングを検討しており、結果として通年の支出額が減少する可能性があるという。

また、フェデックスキンコーズはフェデックスサービスに統合され、フェデックスコーポレーションの財務報告対象セグメントは、既存の3つの輸送部門と新規のフェデックスサービス部門によって構成されることとなる。新規部門に含まれるのは、フェデックスサービス、フェデックスキンコーズ、フェデックスグローバルサプライチェーンサービス、フェデックスカスタマーインフォメーションサービスで、フェデックスサービス部門の営業純費用は、フェデックスサービスがサポートする輸送部門の費用として配賦される。

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