松下電器産業(株)は4月1日、松下電工(株)との包括協業に伴い、国内の「ナショナル」の再販営業体制を再編・統合し、大物電化商品を担当する「ナショナルアプライアンスマーケティング本部」と、小物・最寄電化商品を担当する「ナショナルウェルネスマーケティング本部」の2本部体制でスタートする。
特に新設の「ナショナルウェルネスマーケティング本部」では、電池や蛍光灯などに加え、松下電工が担当していたシェーバーなどの理美容商品やマッサージ椅子などの健康家電、照明器具や配線器具などを取り扱い、一元的なマーケティング活動を行う。
1月からは電材営業の新体制がスタートし、同様に4月1日からは住宅設備関連の営業体制を松下電工の住建マーケティング本部に一元化するなど、協業は着実に具体化している。