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サカイ引越センター/平成17年3月期決算短信

2005年05月18日/未分類

(株)サカイ引越センターの平成17年3月期決算短信の経営成績は下記のとおり。

取扱引越件数は334,147件(前年同期比7.5%増)と前期実績を上回り、営業収益は33,559百万円(前年同期比6.2%増)となった。

営業収益は、主要地区別構成比において、関東地区31.3%、近畿地区27.9%、中部・東海地区16.5%、九州地区12.4%となり、特に中部・東海地区の好調が目立った。

地域別の営業収益増減率は、前年同期比で関東地区3.5%増、中部・東海地区18.7%増、九州地区6.7%増、近畿地区2.2%減となっている。

ディベロッパー、ハウスメーカー、企業法人向けの営業は、取引拡大の結果、営業収益は12,021百万円(前年同期比26.8%増)となり大幅に増加した。

インターネットを利用した見積依頼による販売実績は2,035百万円(前年同期比20.9%増)。

営業原価は19,859百万円(前年同期比6.6%増)で、受注促進のための広告宣伝費(2,868百万円)等が増加した結果、販売費と一般管理費は10,473百万円(前年同期比12.3%増)となった。

この結果、営業利益は3,226百万円(前年同期比11.8%減)となり、経常利益は3,208百万円(前年同期比11.7%減)となった。

当期純利益は、1,636百万円(前年同期比12.2%減)。当期の利益配当金は、1株につき20円(普通配当10円、特別配当10円)。

次期の見通し
今後の景気の見通しは堅調な内需の拡大に支えられて緩やかな回復基調が継続するものと思われる。また、引越業界は引続き都市圏を中心とした法人関連の大規模引越需要が継続するものと予想される。

なお、既存支社の充実と未開設地域への新規支社開設により、営業収益を伸ばすとともに販売価格の単価下落の回避とコスト削減を徹底し、高収益体質企業を目指す。

営業政策は、ディベロッパー、ハウスメーカー、企業法人等に対する法人営業を都市圏中心に積極的に展開し、引越需要の確保に努める。

更に、電話受注の効率化による受注件数アップのため、主要拠点にコールセンターを配置し、インターネットを通じた営業活動と合わせて、新たな引越需要の開拓を図る。

また、ISO9001による高品質なサービスを全国的に展開すると共に、カタログによる通信販売等を一層充実させることにより、顧客満足度の向上を図り、次期の業績は、営業収益35,564百万円(前年同期比6.0%増)経常利益3,467百万円(前年同期比8.1%増)、当期純利益1,670百万円(前年同期比2.1%増)となる見通し。

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