LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

中央運輸/平成17年9月期中間短信(連結)

2005年05月29日/未分類

中央運輸(株)の平成17年9月期中間短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

主力輸送品のうち、医薬品は、全般的な消費低迷基調の中での輸送量の減少傾向、医薬品業界内における再編の動きや、事業の再構築による輸送経路の見直し、また、書籍につきましては、生活様式の多様化による出版不況の中、出版物の売上も鈍化するなど、外部環境は相変わらず厳しく、新規顧客の獲得や既存顧客との取引深耕による売上拡充に努めたが、新規業務立上げにともなう一時的な経費増加や、原油価格の高騰、排ガス規制等によるコストアップ要因などもあり、収益状況は厳しいものとなった。

こうした状況のもとで、事業再構築の一環として、営業所の移転や統廃合等、保有資産の見直しを積極的に推し進めた。そのなかで、田端営業所土地等の譲渡にあたり発生した譲渡益等406百万円と保養所施設譲渡にあたり発生した譲渡損等2百万円を、それぞれ特別利益、特別損失として計上した。

以上の結果、当中間連結会計期間の営業収益は2,644百万円(前年同期比3.5%増)となり、経常損失は6百万円(前中間経常損失27百万円)、中間純利益は294百万円(前中間純損失28百万円)となった。

事業部門の業績
貨物自動車運送事業
医薬品店舗配送取引の解消等による影響もあったが、新規顧客の獲得や既存顧客との取引深耕による売上拡充等もあり、当中間連結会計期間の営業収益は2,192百万円(前年同期比1.7%増)となった。

倉庫事業
顧客物流センター内業務受託が拡充したこと等により、当中間連結会計期間の営業収益は262百万円(前年同期比18.3%増)となった。

その他事業
既存顧客に対する施設使用料見直し等による影響もあったが、新規顧客の配送センター業務一括受注等もあり、当中間連結会計期間の営業収益は189百万円(前年同期比8.3%増)となった。

次期の見通し
顧客ニーズを的確にとらえ、顧客との信頼関係をより強固なものにするとともに、事業拡大へ向け、提案営業力を強化していく方針を既に打ち出している。

さらに、拠点戦略の見直し、積極的な営業活動による受注の確保に努めるとともに、品質管理の徹底、輸送コストの削減を図りつつ、同社グループが持つ経営資源を有効活用する事業展開を推進し、より一層の業績向上に努める。

通期の業績は、営業収益は5,300百万円(前期比3.2%増)、経常利益は50百万円(前期比483.1%増)当期純利益は320百万円(前期純損失260百万円)を予想している。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース