フェデックス・コーポレーションは今夏以降、米国内への輸送サービスについて、受取人の署名手続きに関する柔軟性を考慮した新サービスを順次導入する。利用者の選択によっては、受取人が荷物類を受け取った時点での署名が不要となる場合もある。
同社は今夏、利用者の利便性を考慮し、エクスプレスと地上輸送サービス(フェデックス・グランド)について、署名に関する3つの選択肢から選べる新サービスを開始する。
例えば、輸送品受け取りの際に①受け取り先住所の人物が署名する②近隣の人物が署名する③受取人が受け取ったことを知らせる専用サインをドアに掲げる―といったオプションから選べるようになる。
さらに今秋、書類配達(クーリエ)サービスについて、署名が不要なサービスを条件付で開始する。非住居地域への配達については、引き続き受取人の署名が必要となる。