(株)ワークスアプリケーションズは、古河電気工業(株)が、ワークスの大手企業向け基幹業務パッケージ「COMPANYR」を用いて、2006年7月を目途に、古河電工とグループ数社の10,000名超の人事情報・人事給与業務を一元化する。
古河電工は「COMPANYR」シリーズの導入を機に、中長期計画の一環として現在取り組んでいる人事業務変革活動を大きく前進させる計画。
導入されるのは、「COMPANYR人事・給与」、「COMPANYR就労・プロジェクト管理」、「COMPANYRWebService」です。3製品をシリーズで利用することで、システム間のデータがシームレスに連携し、業務を効率化させるとともに、システム投資コストを削減する。
今後ワークスは、10,000名を超える従業員規模を持つ企業のSSC(シェアード・サービス・センター)化をサポートしてきた実績をもとに、日本の伝統的な大手企業に対して、人事給与管理の業務効率化とコスト削減を明確に実現できる「COMPANYR」シリーズの営業活動を強化する。
古河電工の人事総務部門では、業務変革に際して業務を集約し、業務効率化と工数・コスト削減、人材の有効活用を目標に掲げている。
これまでは全国約10ヶ所の事業所でローカルルールに基づいた業務やシステムが個別に運営されていたほか、グループ内には複数の制度が混在する企業もあり、業務の効率化や情報インフラの統合が課題に挙げられていた。
また、古河電工ではこれまで30年以上にわたり自社で開発を続けてきたホストシステムのダウンサイジングを進めている。
今回、上記課題の解決と今後のグループ経営や業務変革を促進するために業務パッケージを検討した結果、業務適応率の高さ、TCOの観点も含めノーカスタマイズという製品特徴が評価され、「COMPANYR」シリーズを選択した。