日本通運(株)は8月1日、鉄道輸送の「2トンコンテナ」で、下関と韓国・釜山間を運航する関釜フェリーを利用した日韓一貫輸送サービス「SE-L2(シールツー)」の販売を開始します。
2トンコンテナは、鉄道輸送の主流である5トンコンテナと比較して、小ロット化・多頻度化の物流ニーズに応えるために、1989年から運用している日通所有のコンテナ。
1972年に鉄道輸送(5トンコンテナ輸送)と関釜フェリーを組み合せた日韓一貫輸送サービスを開発した。両国の国内および輸出入を5トンコンテナのまま輸送する利便性やコストパフォーマンス、スピードなどの点から、現在に至るまで日韓間の主要な貨物輸送ルートとなっている。
このような背景の中で、昨年9月から下関においても2トンコンテナの取扱いを開始したことに伴い、同コンテナも関釜フェリーの輸送に投入する準備を進め、このたび、5トンコンテナと同様の取扱体制が整ったもの。